专利摘要:
建築物から人々を避難させるための装置(70)は、人々を建築物(2)の上方階から地表面(28)に運ぶことができる救助部材を備える。救助部材は、少なくとも1つのロープ(20)、ベルト、または同様のものを有し、それを建築物(2)の上方階から建築物の壁に沿って地表面(28)に下ろす。支持部材(31)がこのロープ(20)上に特定の間隔をおいて配置され、各階でその支持部材(31)に運搬要素(32)を結合することができ、運搬要素(32)上で少なくとも1人が支えられる。運搬要素(32)は地表面(28)に近い領域で自動的に分離することができる。この装置(7’)は人々を安全かつ容易に避難させることができる。
公开号:JP2011507645A
申请号:JP2010540071
申请日:2008-12-23
公开日:2011-03-10
发明作者:シュバイター,アントン;ヘフリガー,ベルナール
申请人:エイエイチ・インベンション・アーゲー;
IPC主号:A62B1-00
专利说明:

[0001] 本発明は、請求項1のプリアンブルによる、建築物から人々を避難させるための装置に関する。]
背景技術

[0002] このタイプの装置は、たとえば、欧州特許第1 494 758号から知られている。この装置は、非機能位置に共に畳まれ、機能位置に広げられる管を備え、機能位置では、管は建築物の上方階から地表面に至る本質的に垂直の救助チャネルを形成する。救助チャネルを通って人々を安全に地表面まで運ぶための制動手段として、管の内部に環状クッションが存在し、クッションは、弾性で可撓性の材料から作成され、空気または媒体で膨張可能であり、管が広げられると媒体が自動的に充填される。]
先行技術

[0003] 欧州特許第1494758号]
発明が解決しようとする課題

[0004] 本発明は、避難手順を最適化でき、簡単かつ経済的に具体化される上記のタイプの装置を作成する課題に基づくものである。]
課題を解決するための手段

[0005] この課題は請求項1の特徴を有する装置によって、本発明により解決される。]
[0006] 本発明による装置の他の好ましい実施形態は従属請求項の主題を形成する。]
[0007] 本発明による装置は、大人でも子供でも関係なく、また救助すべき人々の物理的大きさに関係なく、人々を安全に容易に避難させることができる。また、機能位置に迅速に運ぶことができる他に、非機能位置に迅速に戻すこともできる。さらに、装置の構造が単純であるため、装置を幾つかの階に設けて、人々がさらに迅速に建築物から離れることができ、避難所に運ばれることができる。しかし、プラットフォームを幾つかの階に設けて、そのプラットフォームから人々をプラットフォームを通過するロープにつなぐこともできる。]
[0008] 次に、図面を用いて本発明をより詳細に説明する。]
図面の簡単な説明

[0009] 使用位置にある、建築物から人を避難させるための本発明の装置の実施形態を部分的に断面図で示す図である。
ホースを広げる前の図1の装置の一部を示す図である。
救助チャネルを示す断面図である。
原理的に開始位置にある、人を避難させるための本発明の装置の変形形態を示す斜視図である。
図4の装置の一部を示す概略正面図である。
延長したホースを有する使用位置にある図4の装置を示す斜視図である。
使用位置にある本発明の装置を示す図である。] 図1 図4
実施例

[0010] 図1は、建築物2から人を避難させるための装置1を示す図である。装置1は、非使用位置では建築物2の上方階の1つにある室3内に保管される。そのため、装置1は、室3から、たとえば建築物2から外側に向かって部分的に拡張することができるコンテナ内に配置され、コンテナは床開口部6を有するベース5を備える(図2も参照)。装置1が使用されない場合は、コンテナ4は建築物の外部から見えない。階ごとに幾つかのこうした装置を想定し、建築物の幾つかの階にわたり幾つかの装置を想定することができる。] 図1 図2
[0011] 装置1はコンサーティーナ型の蛇腹折り可能なホース7を備える。ホース7の全長にわたり互いに間隔をおいて配置された幾つかの横断向リング10が装備される。ホースがたたまれると、図2および図1でも破線で示したように、横断リング10が互いにぴったり押し付けられる。] 図1 図2
[0012] ホース7は、一端に入口開口部12を含む入口部分13を備え、端部が入口部分13から離れるように向いた状態で、輸送装置15によって水平の非使用位置から床開口部6内に垂直に挿入することができる。輸送装置15は2つのホイール16、17、および横断リング10と協働する輸送鎖18を備える。それによって、ホース7は、それ自体の重量で下に重みがかけられ、落下し、自動的に広がる。その場合、横断リング10は開口部21を通って突き出るロープ20および各横断リング10の内部にある案内要素22に沿ってスライドする(図3を参照)。] 図3
[0013] 図2によれば、ロープ20の主な機能は以下により詳細に記載されるが、ロープ20は、一端が入口開口部12で保持され、他端がコンテナ4内に配置されたコイル24に巻き取られ、それによってやはりコンテナ4内に配置された上方シリンダ25、並びに、重り27が装備された下方シリンダ26の周囲に送られる。たとえばコンテナ4が拡張されない(図面で示されていない)場合など、装置1の非使用位置では、下方シリンダ26はコンテナ4内で室3内の輸送装置15の近くに配置される。輸送装置15はベース5上に調整可能に配置される。図2は、ホースを広げる前の位置を示す図であり、輸送装置15が床開口部6に向けて駆動され、好ましくは重り27を装備する下方シリンダ26が床開口部6内に挿入される。重り27を有するシリンダ26は下方に移動され、ロープ20はシリンダ26が階に近づくまでコイル24から巻き解かれる。ところで、ホース7は、図1で示した使用位置に広がり、ホース7の上端がベース5上で支持された入口部分13によって保持され、それによって入口開口部12が床開口部6に対して同軸に位置し、上方階から階28まで延びる脱出チャネル29を形成する。ホース7の下端は、迅速な脱出を可能にする実質的に弓形状の延長部分30に結合されることが好ましい。] 図1 図2
[0014] ホースが広げられた後、入口部分13、たとえば入口開口部12によって保持されたロープ20の端部がコイル24から取り外された他端に結合されて、シリンダ25、26の周囲を通るエンドレス・ロープ20が形成され、その一部20aが上記の案内要素22からホースの内部を通って突き出て、ロープの他の部分20bがホース7の外側に延びるようになされる。次いで、輸送装置15がベース5上の床開口部6から取り外され、建築物の内部に戻される。]
[0015] ロープ20は、建築物の上方階から階28に避難すべき人をしっかり固定する働きをする。そのため、運搬手段31が(たとえば、タルリット・クランプ(Talurit Claimp登録商標)の形態で)一定の間隔をおいてロープ20に固定され、関係する人を支える運搬要素32(たとえばベルトまたは同様のもの)をそれに結合することができる。関係する人は、運搬要素32を運搬手段31に自分で、または指導員の助けによって結合する(たとえば、フックで留め、または留め金を取り付ける)ことができる。次いで、ロープ20の部分20aがホース内部を通って下方に移動されるように、ロープ20が制動効果を有するモータによって、または制動手段の助けで人の体重によって駆動される。ロープ20が人の体重によって駆動される場合、制動手段がシリンダ25、26の少なくとも1つに配備されることが好ましい。]
[0016] ホース7の下方領域では、ホース7から延長部分30への移行前に、運搬要素32をロープ20に取り付けられた運搬手段31から自動的に分離するための機構33が想定される。]
[0017] 下方シリンダ26はそれ自体の重量によって、かつおそらく追加の重り27によって階領域内に保持され、または階28に嵌合することもでき、それによって、たとえば風の強い状況で、ホース7の建築物の壁に対する位置をロープ20によって決定し、安定性を保証することができる。したがって、ロープ20は、たとえば国際公開特許第03/086540号から周知のものなど、引張ロープの機能を有するが、(ロープ20に追加する)追加の引張ロープの使用に反対するものではない。]
[0018] 本発明の装置1は、好ましくは、ホース7内部の保護クッション40が想定され、保護クッション40はホースが広がると媒体によって自動的に膨張される。少なくとも2つ、好ましくは4つの保護クッション40(図3を参照)の幾つかのグループが脱出チャネル29の長さにわたり互いに間隔をおいて配置され、好ましくは横断リング10に固定される。] 図3
[0019] 図3によれば、関係するグループの保護クッション40は、少なくとも部分的に膨張した状態で救助すべき人のための貫通開口部41を共に取り囲む。保護クッション40とホース7の間に空間42が配置される。こうした空間によって、保護クッション40が弾性的に変形して、救助すべき人の周径によって変わる貫通通路41の寸法に適合することができるようになる。図3から明らかなように、ロープ20、たとえばホースの内部を通って走るロープ20のセクション20aは空間42の1つを通って延びる。保護クッション40は、膨張した状態で輸送方向に延びる長手方向の断面を備える(図1を参照)。ロープ20は、脱出チャネル29の全長に沿って保護クッション40で実質的に覆われる。救助すべき人をロープ20に運搬手段31でつなぐ運搬要素32は、それぞれ保護クッション・グループの2つの隣接する保護クッション40の間を通り、横断リング10に取り付けられた案内要素22を通して送られる。保護クッションの最上部グループが3つ以上の保護クッション40を備え、保護クッションが貫通開口部41全体を取り囲む場合、それによって強制的に避難させられる人の脱出チャネル29に入る前の恐怖を軽減することができる利点がある。さらに、さらなる案内要素36が横断リング10の外側に示されている。案内要素36内に安定ロープ37が保持され、安定ロープ37は上方のたとえばホース7の下端に固定され、それによってホース7がさらに固定される。] 図1 図3
[0020] ホース7は、好ましくは、平坦な不燃性の断熱材料からなり、火災の場合でも、ホースによって避難させられる人への危険が存在しないようになされる。避難過程の監視を向上させるために透明材料を使用することもでき、またはホースに窓を設けることもできる。このタイプの周知の装置で使用されるものなどメッシュ様材料と異なり、強制的に避難させられる落下する人が脱出チャネル29内部で恐怖で捕えられ、またはしがみつかないようになされ、したがって、避難の進行が遅れないようになされる。]
[0021] ロープ20を逆方向に駆動し、かつ/または、たとえば使用位置にあるホース7を通って、消防士を上方階へ運ぶことも全く可能である。当然、逆方向への救助隊員の輸送に追加のホースを使用することもできる。]
[0022] 図4から図6は、本発明の装置の変形形態を示す図であり、原理上は図1で示した装置と似たものであるが、ホースの開始位置にあるエンドレス・ロープ50も備える。] 図1 図4 図6
[0023] 図4によれば、詳細に示していないが、この開始位置では、ホース7がやはりコンテナ内の水平位置にあるところが示されている。このエンドレス・ロープ50は、ロープ50がループ50’の形態のコイル・スプール51の中央のフック形状部分53の周囲を通るようにコイル・スプール51に巻き取られ、この部分53から左に、たとえば右に開始し、外側で下方に送られ、一方で転向シリンダ54の周囲に、他方で転向シリンダ52の周囲に送られるように巻き上げられる。そのため、移動ロープ案内部59がコイル・スプール51の下に配置され、それによってロープ50が転向シリンダ54、55に案内される。ロープ50は、転向シリンダ54でホース7を通ってさらなる転向シリンダ56に向けられ、この転向シリンダ56から下端を形成する重り27を有するシリンダ26に向けられ、次いでホース付近に回転可能に配置された円板55の周囲に上方に戻り、ホース7の外側で転向シリンダ55に向けられ、この転向シリンダ55からコイル・スプール51に送られる。] 図4
[0024] さらに、関係する中間のリング10を歯58で共に保持するロープ63が破線で示されている。この図で示された畳まれたホースの位置では、このロープ63はループを形成する。この図では、ロープ63が1つだけ示されているが、当然、このタイプの1対のロープ63が全てのリング10の間に配置される。ホース7が拡張されると、このタイプの関係するロープ63が延長され、生成される重力がホース自体ではなく、ロープ63によって確実に吸収される。]
[0025] 図5は、ホース7の両側に位置付けられた円板55、55’を示す図である。円板55、55’はそれぞれ周囲に分配された回転可能に位置付けられたシリンダ57、57’を備える。円板55、55’が回転し、使用位置にホース7が戻されると、シリンダ57が一方でロープ50を案内し、他方でシリンダ57’に酷似の方法でロープ50を移動させる。使用位置では、ロープ50が案内されるホースの側部に歯58が想定される。こうした歯58がシリンダ57の間に位置付けられ、シリンダ57によってそれに沿って運搬される。円板57’に近いホース7の他方側に、図面で単に概略的に示された保持ロープ61が設けられ、歯58の間に配置され、図6で示したものと同様の拡張位置でホースが共に確実に保持される。さらに、こうしたロープ63はそれぞれ円板55の周囲を走り、したがって案内される。] 図5 図6
[0026] 図6では、延長部分30と共に使用位置にあるホース7が示されており、それによってまだロープ50がフック形状部分53によって保持された位置にあるところが示されている。コイル・スプール51が回転し続けるとすぐに、ロープがコイル・スプール51によって解放され、次いで転向シリンダ55の周囲だけを通るように案内される。次いで、転向シリンダ55が、好ましくは、図1で示したシリンダ25と同様の類似の位置に運搬される。] 図1 図6
[0027] 本発明の装置は、大人でも子供でも関係なく、救助される人の周径に関係なく、安全に問題なく人を避難させることができる。]
[0028] 図7は、建築物2から人々を避難させるための装置70の他の変形形態を示す図であり、参照番号は、図1から図3に従い装置1と同じものが部分的に使用されており、同じものに基づいている。] 図1 図3 図7
[0029] 装置70は、非機能位置では、建築物2の上方階に配置されたエンクロージャ3内に収容される。したがって、装置70はコンテナ4内に配置され、コンテナ4はエンクロージャ3から、または建築物2から外側に部分的に拡張することができ、底部開口部6を有するベース5を含む。コンテナ4は、装置1が使用されない場合は、外部から見えない。幾つかのこうした装置を階ごとに設け、装置を幾つかの階に設けることができる。]
[0030] ローラ25、26の周囲に案内されるエンドレス・ロープ20は、救助される人々を地表面28に安全に運ぶことが意図された救助部材として使用される。これはベルトでもよく、以下では簡単にするために単に用語「ロープ」が使用される。こうしたベルトにロープまたはそれに含まれる他の強化手段を装備することができる。原理的には、やはり、少なくとも1つの鎖または同様のものをロープの代わりに使用することもできる。]
[0031] 装置70の非機能位置、すなわちコンテナ4が引き込められた位置では、2つのローラ25、26がコンテナ4内部に存在し、ロープ20がスプール24に巻き取られる。使用の際は、好ましくは追加の重り27が嵌合され、ロープ20がその周囲に巻きつけられた前記ローラ26が、拡張したコンテナ4の底部開口部6内に挿入され、地面に近づくまで下方に移動され、ロープ20がスプール24から巻き解かれる。スプール24から巻き解かれ、次いで、ローラ25、26の周囲に案内されたロープ20の2つの端部をエンドレス・ロープに単に結合することができ、またはエンドレス・ロープ20をスプール・ウィンチ24上に巻き取り、これから巻き解くことができる。下方のローラ26はそれ自体の重量によって、必要な場合は、追加の重り27によって地面領域に保持され、または地表面28に締結することもできる。しかし原理上は、下側にローラが存在しなくてもよい。]
[0032] 支持部材31を(たとえば、いわゆるタルリット・ロープ・クランプ形式で)一定の間隔をおいてロープ20に取り付けることができ、それぞれ人を運ぶ運搬要素32をそれに結合することができる。各人は運搬要素32に自分をつなぎ、または指導員の助けによって運搬手段31につなぐ(たとえば、掛ける、またはつかむ)ことができる。たとえば、運搬要素32は、少なくとも部分的に人を入れるスリング・ハンガまたは袋でもよい。しかし、運搬要素32をたとえばバスケットなど入れることができる容器として設計することもできる。]
[0033] ロープ20は、制動作用を有するモータ、または人自身の体重によって制動手段の効果を受けて駆動されて、運搬要素32に支えられ運搬手段31につながれた人々が下方に移動される。ロープ20が人自身の体重によって駆動される場合、制動手段がローラ25、26の少なくとも1つに配備されることが好ましい。]
[0034] ロープ20に取り付けられた支持部材31から運搬要素32を自動的に離脱させる機構33が地表面に設けられ、好ましくは下方ローラ26の軸に配備される。有利には、本質的に湾曲した出口部分30をこの機構33の下に配置して、運搬要素32が与えられた、または運搬要素32に支えられた人々を装置70から安全に降ろし、迅速に退出しやすくすることができる。]
[0035] 本発明による装置を使用して、たとえば救助隊員を上方階に運ぶことも当然可能である。]
[0036] さらに、特に有利な選択肢は、単一のロープまたはベルト10の代わりに、互いに平行に走る、支持部材31が設けられて、これらをたとえばローラ11、12の周囲に案内する2つのロープまたはベルト10の使用である。次いで、1人を支える各運搬要素32をそれぞれ2つのロープまたはベルト10のそれぞれの支持部材31に結合することによって、運ばれる人の位置を安定させる助けができる。]
[0037] しかし、上記で説明したように、プラットフォームを通過するロープで人々をこうしたプラットフォームにつなぐ働きをする対応するプラットフォームを様々な階に設け、人々を2つ以上の階から救助することもできる。]
[0038] 明らかに幾人かの人々を1つの運搬要素に同時に結び付けることもできる。たとえば、幾つかのシートを有するフープ、または運搬要素または同様のものに締結した幾つかのスリング・ハンガを有するクロスバーが存在してもよい。]
[0039] 理論的には、上記の装置では、ロープを固定して配置することもできる。これは、ロープを転向シリンダによって上部に戻さなくてもよい利点がある。その場合、それぞれ人が支えられる運搬手段が、固定ロープに沿って駆動することができるそりによって保持され、案内される。そりにロープを取り囲むローラが装備され、ローラが制動効果を受けてロープを転がり落ちることが好ましい。その場合、関係するそりが一定の制動効果の影響下でロープに沿って走る。]
[0040] 2建築物; 3エンクロージャ; 4コンテナ; 5ベース;
6底部開口部; 7ホース; 10横断リング; 12入口開口部;
13 入口部分; 15輸送装置; 16、17ホイール; 20ロープ;
21 開口部; 22案内要素; 24スプール; 25、26ローラ;
27重り; 31支持部材; 32運搬要素; 33離脱機構。]
权利要求:

請求項1
建築物(2)の上方階から人を地表面(28)に運び得る救助部材を備えた、建築物から人を避難させるための装置であって、前記救助部材が、少なくとも1つのロープ(20)、ベルト、又は同様のものを有し、前記建築物(2)の前記上方階から前記建築物の壁に沿って地表面(28)に下ろし、前記ロープまたはベルト上に特定の間隔をおいて配置された支持部材(31)があり、各階で運搬要素(32)を前記支持部材に結合することができ、前記運搬要素上で少なくとも1人が支えられ、それによって前記運搬要素(32)が前記ロープ(20)またはベルトに取り付けられた前記支持部材(31)から地表面(28)に近い領域で自動的に離脱可能であることを特徴とする、避難用の装置。
請求項2
前記人をそれぞれ支える運搬要素(32)を前記支持部材(31)に吊るし、またはヒッチ結びし、あるいはクランプすることができることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
請求項3
前記人をそれぞれ支える運搬要素(32)がスリング・ハンガの形態であることを特徴とする、請求項1または2に記載の装置。
請求項4
前記人をそれぞれ支える運搬要素(32)を入れることができるコンテナの形態であることを特徴とする、請求項1または2に記載の装置。
請求項5
前記人をそれぞれ支える運搬要素(32)が前記人を少なくとも部分的に入れる袋または管状セクションの形態であることを特徴とする、請求項1または2に記載の装置。
請求項6
前記少なくとも1つのロープ(20)またはベルトがローラ(25、26)の周囲をエンドレスに走り、前記ローラの1つが前記各階に配備され、他方がローラ自体の重量で少なくとも概ね地表面(28)に運搬され、前記ロープ(20)またはベルトが制動効果を有するモータによって、または人々自身の体重によって制動手段の効果を受けて駆動されることを特徴とする、請求項1から5の1項に記載の装置。
請求項7
前記ロープ(20)またはベルトが前記人々自身の体重によって駆動される場合、前記制動手段が前記ローラ(25、26)の少なくとも1つに配備されることを特徴とする、請求項6に記載の装置。
請求項8
前記ロープ(20)またはベルトに取り付けられた前記支持部材(31)がいわゆるタルリット・クランプとして設計されることを特徴とする、請求項6または7に記載の装置。
請求項9
前記ロープ(20)またはベルト、前記ローラ(25、26)、および前記運搬要素(32)が、前記装置が使用されない場合に、それぞれ上方階に位置するエンクロージャ(3)、前記建築物(2)から拡張することができるコンテナ(4)、またはプラットフォーム内に配置され、それによって地表面(28)に運搬されることができる前記ローラ(26)が前記ロープ(20)またはベルトによってそれぞれ前記拡張されたコンテナ(4)または前記プラットフォームの開口部(6)を通って外に出されることを特徴とする、請求項6から8の1項に記載の装置。
請求項10
前記下方ローラ(26)をそれ自体の重量によって、かついずれの場合も追加の重り(27)によって地面に保持することができ、または地表面(28)に固定することができることを特徴とする、請求項9に記載の装置。
請求項11
前記運搬要素(32)を前記ロープ(20)またはベルトに取り付けられた前記支持部材(31)から自動的に分離させる機構(33)が設けられ、好ましくは前記下方ローラ(26)の軸に配備されることを特徴とする、請求項6から10の1項に記載の装置。
請求項12
前記運搬要素(32)が与えられ、または前記運搬要素(32)内で支えられた人々のための本質的に湾曲した出口部分(30)を前記ロープ(20)またはベルトに取り付けられた前記支持部材(31)から前記運搬要素(32)を自動的に分離するための前記機構(33)の下に配置することができることを特徴とする、請求項11に記載の装置。
請求項13
互いに平行に走り、支持部材(31)が装備された少なくとも2つのロープ(20)またはベルトが設けられ、前記それぞれ人を支える運搬要素(32)をそれぞれ前記2つのロープ(20)またはベルトから1つの支持部材(31)に結合することができることを特徴とする、請求項1から12の1項に記載の装置。
請求項14
幾人かの人々が1つの運搬要素(32)または同様のものに支えられることを特徴とする、請求項1から13の1項に記載の装置。
請求項15
それぞれ建築物内に幾つかの装置(1、70)が存在し、様々な階に分配されることを特徴とする、請求項1から14の1項に記載の装置。
請求項16
建築物の様々な階にプラットフォームが設けられ、人々を前記プラットフォーム上で前記プラットフォームを通過するロープにつなぐことができることを特徴とする、請求項1から15の1項に記載の装置。
請求項17
建築物から人を避難させるための、非使用位置では密に蛇腹折りされ、使用位置では広げられ、使用位置では前記建築物(2)の上方階から前記階(28)まで実質的に垂直に延びる脱出チャネル(29)を形成するホース(7)を有し、それによって前記ロープ(20)が前記脱出チャネル(29)を通って延びることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
請求項18
シリンダ(25、26)の周囲を通るエンドレス・ロープ(20)が前記脱出チャネル(29)を通って延び、前記ホース(7)が広げられると、前記シリンダ(25、26)のそれぞれ1つが関係する階と関連付けられ、他方を少なくとも前記階(28)の近くに運搬することができることを特徴とする、請求項17に記載の装置。
請求項19
下方に移動される前記ロープ(20)の部分(20a)だけが前記脱出チャネル(29)を通るように案内され、上方に移動される前記ロープ(20)の部分(20b)が前記ホース(7)の外側に沿って延び、したがって前記ホースを安定させる働きをすることを特徴とする、請求項17または18に記載の装置。
請求項20
前記ホース(7)に前記ホース(7)の長さにわたり互いから間隔をおいて分配された幾つかの横断リング(10)が装備され、蛇腹折りでき、たとえばコンサーティーナ式に広がることができ、それによってそれぞれ前記横断リング(10)の内部に案内要素(22)が装備され、前記案内要素(22)を通して、下方に移動される前記ロープ(20)の前記部分(20a)、並びに前記運搬手段(31)に結合された前記運搬要素(32)の一部を送ることができることを特徴とする、請求項17に記載の装置。
請求項21
前記下方シリンダ(26)を前記階(28)に嵌めることができ、それによって前記建築物の壁に対する前記ホース(7)の位置を前記ロープ(20)によって決定することができることを特徴とする、請求項17に記載の装置。
請求項22
保護クッションが前記ホース(7)の内部に配置され、前記ホースが広げられると媒体で自動的に膨張され、それによってそれぞれ互いに間隔をおいて配置された少なくとも2つの保護クッション(40)の幾つかのグループが前記脱出チャネル(29)の長さにわたり配置され、前記関係するグループの前記保護クッション(40)が救助すべき人のための貫通開口部(41)を少なくとも部分的に前記膨張した状態で共に取り囲み、それによって暫定空間(42)が前記保護クッション(40)と前記ホース(7)の間に設けられ、下方に移動される前記ロープ(20)の前記部分(20a)が前記暫定空間(42)の1つを通って延びることを特徴とする、請求項17から21の1項に記載の装置。
請求項23
前記保護クッション(40)が膨張した状態で輸送方向に延びる長手方向の断面を備え、前記脱出チャネル(29)の実質的に全長にわたり下方に移動される前記ロープ(20)の前記部分(20a)を覆うことを特徴とする、請求項22に記載の装置。
請求項24
非使用位置に密に蛇腹折りされた前記ホース(7)が上方階の室(3)内の前記建築物(2)から拡張することができるコンテナ(4)内に配置され、それによって前記コンテナ(4)が拡張されると、前記ホース(7)を前記階(28)の方向に前記階の床開口部(6)を通して広げることができ、したがって、前記ホース(7)の入口開口部(12)を前記床開口部(6)と同軸の位置に運搬することができることを特徴とする、請求項17から23の1項に記載の装置。
請求項25
前記ホース(7)が広げられた後、前記運搬手段(31)が装備された前記ロープ(20)を結合してエンドレス・ロープを形成し、それによって前記ロープ(7)が広げられるときに、前記入口開口部(12)で保持された前記ロープ(20)の一端を前記コイル(24)から巻き解かれる他方のロープの端部に結合することができることを特徴とする、請求項24に記載の装置。
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同族专利:
公开号 | 公开日
引用文献:
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法律状态:
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优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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